WEBサイトへのサイバー攻撃の種類にはどんなものが?

その他のリスク

近年、サイバー攻撃に関する話題を耳にしますが、実際にはどのような攻撃が行われているのか、知っていますか?
WEB専門の知識がないと、対応の仕方が分からないですよね。
また、対策を行うにしても、どのような内容があるのか知っておくことも大切です。
今回は、サイバー攻撃のいろはについて解説しましょう。

攻撃の仕方は多様

サイバー攻撃と聞くと、システムを混乱させたり極秘情報を奪ったりするものだと思いますよね。
確かに、このような方法で攻撃をしてくる場合もあります。
ですが、攻撃の手法は私たちが想像する以上に豊富であり、様々な状況に応じて攻撃方法を使い分けてきますから、厄介極まりありません。

また、攻撃を仕掛ける側の技術も進歩していますから、最新のセキュリティしにしておかなければどうなるでしょうか?
その結果は、明白ですよね。

このような理由から、セキュリティ対策は最新のものにきちんと対応できるよう、更新すべきと言われていることが分かるでしょう。
個人・企業を問わず、自分の情報を守る意味では、しっかりとした対策が必要ですよね。
また、攻撃方法を知ることで、みなさんのニーズに合ったセキュリティ対策を設定することができますから、より安心できる環境を整えられるでしょう。

どんな攻撃がされるのか?

サイバー攻撃には、目的に応じたパターンが存在します。
その中には、みなさんも知っているような内容もあると思いますが、しっかりとした対応を取るためにも、確認しておきましょう。

・パスワードから個人情報を奪う

インターネット上でサイト等を利用する場合、必ずパスワードを設けますよね。
そのパスワードを解読することで、登録されている個人情報を奪う方法になります。
パスワードを解析するのは時間がかかるものの、中には同じ内容を複数のサイトで使い回している人もいますよね。
このような事情を利用して、多くの登録サイトから情報を奪うことができますから、知らない間に登録情報が誰かに見られている可能性もあるでしょう。

・サイトを通して特定の人物や対象に攻撃を仕掛ける

次に取り上げるのは、特定の人や対象に対して、不正プログラムの利用を促し、攻撃を仕掛けるといった方法です。
有名な内容としては、例えば、水飲み場型攻撃やランサムウェア、標的型攻撃が上がられるでしょう。
どの方法も、ウイルスやマルウェアに感染させようと、誘導させていく方法を取っていきますので、知らず知らずに引っかかってしまっていることも考えられますよね。

特に、個人型攻撃は、日常の何気ないやり取りの中にも潜んでいる可能性がありますから、危険と隣り合わせであると言ってもいいでしょう。
中には、対象サイトを見ただけで攻撃されてしまう場合もありますから、疑わしいサイトには近づかないようにしたいですね。

・サイトに対して重い負荷をかける

稀に、あるサイトにアクセスが集中しすぎてしまい、アクセスができなくなってしまう状態がありますよね。
それと類似した状態が、サイバー攻撃にもあるのです。
わざと攻撃を仕掛けることで、サイトがダウンさせられますから、サイト運営側にとっては非常に迷惑な状態になってしまうでしょう。

方法によっては、どこから攻撃されているのか把握が難しいこともありますので、特定が困難なところも特徴の一つです。

このように、攻撃方法は多様にありますから、ちょっとしたことから甚大な被害に繋がることも充分にあり得ます。
月並みですが、個人・企業を問わず、ニーズに対応したセキュリティ対策ソフトを導入しましょう。
例えば、現在では、パスワードを保護してくれる、マルウェア対策に対応しているセキュリティ対策ソフトがたくさんありますよね。

近年は、企業の被害事例も多発していますから、しっかりと備えておくに越したことはありません。

まとめ

サイバー攻撃は、私たちが分からないような方法で静かに攻めてきます。
その被害は決して小さなものではなく、膨大な個人情報が流出してしまっている事例が多数確認されています。
些細なことかもしれませんが、きちんと対策を取っておくと、大きな損害の発生を防ぐことに繋がりますよね。
Iot機器の導入が進んでいる現在だからこそ、セキュリティへの関心を高めていきましょう。