感染症の脅威は、まだ去っていません。
ですが、経済活動の再開を行っている国は多く、ウイルスと共生していくことが求められていますよね。
そんな状況下では、どのようなビジネスが盛んになってくるのでしょうか?
今回は、これから企業に求められる視点についてお話しします。
ビジネスのポイントは「安全性」
withコロナ時代のビジネスにおいて、最も重要になるのは「安全性」です。
感染症の拡大は、人から人へ、急速に進んでいきましたよね。
旅行業だけでなく、イベント業や飲食業等、様々な業界で大きな影響が出たことは、記憶に新しいでしょう。
これからのビジネスは、従来通りのたくさんの人が集まって何かをするということが簡単にできなくなります。
人が密集するということは、感染リスクを高めてしまうことになりますよね。
ですので、どの業界においても、感染リスクが低くなる形でサービスを提供することが必須になるでしょう。
つまり、感染のリスクを徹底的に少なくした形でサービスを提供する、「安全性」を売りにしていくことになります。
感染リスクが低い形でサービスが利用できるならば、少しでも利用したいと思う人もいますよね。
特に、経済活動が再開された今、経済を回すにしても大きな感染リスクが伴います。
個人レベルで感染を防ごうとなると、極端な話では今まで通り人が集まる場所を避けることを徹底しなければなりません。
そうなると、いくら経済を活発にしようとしたくても限界があるでしょう。
例えば、旅行業界だと利用者を少なくした形でのプランを設けるということが考えられますよね。
まず、利用を促すならば安全だということが分からないと、人は不安になります。
少しでも消費行動をさせたいと思わせるならば、安全面を徹底的にアピールする、というのは大前提になるでしょう。
積極的にオンラインを活用するようになる
もう一つのビジネスの可能性としては、オンラインを活用したサービスが普及することです。
例えば、ネット上で利用できるサービスやVRを活用したサービスが挙げられるでしょう。
自宅に居ながらも、ちょっとした外出気分が楽しめるというのは嬉しいですよね。
みなさんの中には、自粛期間中に気軽に外出できないということで、ストレスをためていた人もいたかもしれません。
最近では、バーチャル世界を体験できるだけでなく、リアル感を追求したサービスの開発を行っているところがあります。
いくら安全性を確保したとしても、消費者が楽しめる、満足できるような内容でなければ利用したいと思いませんよね。
また、消費者に対して安全性のアピールは、働いている側にも同じことが言えます。
従来のような、1か所に集まって仕事をするという形を取ってしまうと、感染のリスクが高くなってしまいますよね。
そのため、業種的に可能ならばオンラインでの対応をするというのが一般的になるでしょう。
実際に、第2波の可能性を考えて、テレワークを継続している企業もありますよね。
消費者側にリスクを与えないというのは大切ですが、サービスを提供している側が高リスクの状態にあるのはどうでしょうか?
安心して働けない、と感じてしまいますよね。
ビジネスを考える場合、私たちはどうしても消費者のことを第一に考えてしまいがちです。
しかし、これからは消費者とサービスを提供する側、両者とも同じように大切にしていかなければなりません。
働く側にとっての安全性を確保するためにも、オンラインは多いに活躍するでしょう。
参考URL DAIAMONDonline
(https://diamond.jp/articles/-/238413)
まとめ
これからのwithコロナ時代では、様々なビジネスにおいて安全性が求められます。
サービスを提供する側、利用する側、どちらの立場でも感染リスクを低くすることが前提になります。
一方で、安全性に気を配れないようなビジネスを行っている企業は、消費者・従業員ともに不安を抱えてしまいますし、それは結果に表れていきます。
安全性があるというのは、これから先、一つのブランド的な価値観になっていくのかもしれませんね。