マイナンバーカードは、2016年に交付が開始されて以降普及が進み、2021年には保険証が統合されてマイナ保険証も誕生しました。
2025年からは運転免許証も一体化するという動きが始まり、今や日本人口の8割近くが保有しているのですが、現在更新ラッシュが心配されているのです。
マイナカード更新ラッシュとは何か、解説します。
マイナカード更新ラッシュとは?
マイナンバーカードは、2016年に運用が開始してから多くの人が保有していて、今の保有枚数は日本人口の77.6%と、運転免許証よりも多く保有されているのです。
カード本体には10年という有効期限があり、内部に記録された電子証明書というデータは有効期限を迎えたら更新が必要となります。
本体とは違い、内部に含まれている電子証明書などの有効期限は5年となっているため、更新が必要となるのです。
カードは現在、健康保険証としての利用登録ができるようになっていて、他にも公金受取口座を登録することもできます。
2025年からは運転免許証との一体化も進められていて、さらに重要な役割を持つこととなるのですが、期限切れには注意が必要でしょう。
現時点で、マイナンバーカードの窓口はカードの内部に記録されている電子証明書というデータの更新に訪れているため、非常に混雑しています。
電子証明書の更新自体は当日中にも対応が可能なのですが、有効期限が10年のカード本体の更新には再発行に数カ月かかるのです。
時間がかかるカードの再発行への備えとして、更新手続きの通知書が届いたら早く手続きをするべきとされたことで、窓口に殺到しています。
特に、運転免許証が一体化されるようになると、ますます期限切れには注意しなくてはならないでしょう。
カードには電子証明書が記録されているのですが、更新を忘れてしまうといざという時に使えなくってしまいます。
現在市役所を訪れてマイナンバーカード窓口に並ぶ人は多いのですが、ほとんどは新規発行ではなく更新のために訪れているのです。
2025年は、多くの人にとってマイナンバーカードが発行されてから初めての更新となるため、市区町村役場の職員も更新手続きにはまだ慣れていません。
今回の更新では、電子証明書の更新をしているのですが、有効期限は2025年から2030年まで延長されることとなるのです。
実は電子証明書はセキュリティーの関係上5年ごとの更新が必要とされているため、2025年に更新が必要となる人が多くなります。
電子証明書には、病院側で患者の通院状況や保険情報などが記録されて、デジタルで使えるような身分証明書となっているのです。
更新はオンラインでの手続きなどができず、原則として自治体の窓口でしか更新できないため、混雑につながっています。
カードを発行したタイミングとしては、サービスが始まってすぐではなくマイナポイントが付与されるタイミングという人が多いでしょう。
マイナポイントの付与が始まった2020年から今年で5年となり、内部に含まれる証明書のデータの更新が必要となる人が多くなっています。
自治体の窓口では、30分以上待ってやっと更新できたという人もいるのですが、更新作業自体に不慣れな様子はあまり見られないようです。
自治体によって違いはありますが、2024年と比べて2025年は3倍以上の人が手続きをする必要があると思われます。
2025年度4月の更新見込み
マイナンバーカードの中で、2025年4月に期限切れとなり更新が必要となるカードの枚数は、最大で約1500万枚とみられています。
現在の保有枚数は全国でおよそ9695万枚なので、6~7枚に1枚は更新が必要となるでしょう。
対象となる場合、自分で調べなくても有効期限の2~3か月ほど前に通知書が届くので、ぎりぎりになる前に更新手続きをしましょう。
また、現在手続きをしている人の中には、2024年度の時点ですでに有効期限が切れてしまっているという人もいるでしょう。
タイミングが合わないと、なかなか役所に行くことができず更新期限が過ぎてしまうという人は、少なくありません。
ただし、電子証明書の期限が切れただけであれば本人確認書類として利用することはできるものの、利用できないサービスもあるのです。
マイナ保険証としては利用できなくなり、コンビニで住民票を発行したり、カードを読み取ってふるさと納税や確定申告へ利用したりすることはできなくなります。
ただし、電子証明書の更新だけなら当日中で終わることも多いため、期限が来ていても諦めない方がいいでしょう。
必要な手続きとしては、サインをして暗証番号を決めることくらいなので、手続き自体は簡単に終わります。
また、電子証明書だけではなくカード本体の更新もあり、再発行までは1~2カ月ほどかかるため、今後手続きはさらに混み合う可能性もあるでしょう。
カードを保有している人は、一度自分のカードの有効期限を確認してまだ更新時期が来ないかを確認してみてください。
また、カード自体の有効期限はまだでも、2020年に発行したカードであれば電子証明書の更新が必要になる可能性もあるでしょう。
最初は必要か疑問視されることもあったものの、ポイント付与という手法で普及率が非常に高くなりました。
さらに多くの機能を追加したことで、マイナンバーカードの重要性はどんどんと高まってきたのです。
期限切れになってしまい、必要な時に使えなくなったり改めて手続きが必要になったりすることがないよう、更新の案内が来たら期限内に更新しましょう。
ただし、窓口が混雑している可能性があるため、手続きに向かう際は十分時間があるときに行った方がいいでしょう。
仕事の昼休み中などに行ける場合も、混雑状況を確認して時間がかかりそうなら別の日にするなどの工夫をしてください。
まとめ
2025年はマイナンバーカードの期限切れ元年と呼ばれ、マイナポイントが付与されていた2020年にカードの申請をした人が初めて、内部のデータの更新を迎えるのです。
一気に多くの人が更新を必要とするため、すでに自治体のマイナンバー窓口は混み合っていることも多く、待ち時間も長くなっています。
また、本体の更新が必要という人もいるのですが、カードの再発行には1~2カ月かかるため、余裕をもって更新する必要があるでしょう。