中小企業経営者向け!廃業や解散を考える前にM&Aを検討しよう

後継者の不在などを理由に廃業を考えている方が近年増えてきているようです。
特に現在多くの中小企業が後継者問題を抱えており、おそらくこの記事を読んでいる方の中にも当てはまる方がいるのではないでしょうか?
そんな経営者の方に質問ですが、M&Aを検討されたことはありますか?

中小企業でもM&Aはできる

おそらく中小企業経営者の方で廃業を検討する前に、M&Aを検討したという方は非常に少ないと思います。
これは、経営者自身が勝手にうちの会社の規模だけM&Aはできないと判断しているケースがよくあります。
また、一昔前によくあった敵対的なM&Aのイメージをそのまま抱いており、会社が乗っ取られてしまうと考える方もいらっしゃるようです。
しかし、現在はそのようなM&Aはほとんどなく、特に中小企業界隈でいえば皆無と言っていいでしょう。
また、日本のM&S市場は5年で2倍になる程に伸びており、業種に偏りもそれほどなくあらゆる業界で起きているのです。
もし、あなたが本当は廃業したくないにも関わらず、その選択肢しか取れないというのであれば是非一度M&Aを検討されてはいかがでしょうか。

M&Aのメリットとは?

ここでは中小企業がM&Aを行うメリットをいくつか紹介させて頂きます。
一つ目は言うまでもなく、後継者不足が解消されることです。
本来望まない廃業だった場合、M&Aを行うことで会社は存続し、さらに今後伸びていく姿も見ることができるかもしれません。
経営者としてこれほど嬉しいことはないでしょう。
また、廃業の場合、従業員やその家族、そして取引先には大きな迷惑をかけてしまいます。
M&Aの場合は、そのような問題は最小限に抑えることもできますし、従業員も安心して仕事を続けることができるでしょう。
他にも、企業オーナーであった場合は、理想的な引退とも言えます。
なぜなら、M&Aが成功すれば個人補償していたものからも解放されますし、より多くの利益を獲得することができるようになります。

このように中小企業にとってもM&Aは大きなメリットがあります。
もちろんM&Aを実行する先の企業にとって魅力的な企業である事は必要ですが、必ずしも大きな利益が出ていないといけないという訳でありません。
あなたの会社のリソースを魅力的に感じている場合もあるのです。
だからこそ、最初から頭の中だけでM&Aの可能性を消すのではなく、実際にM&Aに向けて動いてから判断するようにしましょう。