フリーランスになった際に想定すべきリスクとは?

法務リスク

みなさんの中で、「フリーランス」の働き方に魅力を感じている人はいませんか?
自分の好きな場所で、好きな仕事ができるというのは、誰にとっても魅力的ですよね。
しかし、自由な働き方には特有の悩みがあることを知っているでしょうか?
実はこの働き方、意外にも常にリスクと隣り合わせなのです。

あり得るリスク~①収入面や今後の生活への不安~

まずは、収入にまつわる不安に関することです。
フリーランスは、どのような職種であっても、仕事をこなしていかなければ収入が入ってきません。
例えばアルバイトのように、仕事が忙しいかどうかは関係なく出勤すればお金が必ず貰える、というシステムではありません。
そのため、仕事を引き受けて作業をし続けるということが、基本スタンスになるでしょう。

しかし、風邪を引いてしまったり、大きな病気になってしまったりした場合は、仕事ができなくなりますよね。
その間の生活費は、どうなるのでしょうか?
特に、家族がいるとなると、どうやって生活をしていけばいいのか困ってしまうことも考えられますよね。

また、現在の生活だけではありません。
みなさんは、自分が将来、例えば老後はどのような生活がしたいと持っているのかを、考えたことはありますか?
サラリーマンの場合は、退職金や厚生年金がありますので、満足できる生活ができるかは別としても、十分なお金は入ってきます。
しかし、フリーランスには退職金という仕組みはありませんし、受け取れる年金も受給額が少ないことがほとんどですよね。

そのため、大部分は働き続ける選択肢を考えなければなりません。
このように、収入面で不安を感じてしまうことが、一般的なサラリーマンよりも多いでしょう。
常に収入面の不安と、戦っていかなければなりません。

それから、自分が意図しなくても、仕事が急に無くなってしまったということも、実際にはあり得ますよね。
この働き方は、気軽でノンストレスであることに注目されますが、人によっては意外と神経を使うかもしれません。

あり得るリスク~②仕事上でトラブルが起こったらどうする?~

次は、仕事上のトラブルに関することです。
これは、会社勤めをしているかどうか、仕事の形態に関係なく、誰でも気をつけていることかもしれません。
例えば、個人情報の管理がきちんとしていなかったり、仕事のクオリティが求めていたものではなかったりした場合があるとしましょう。
どのような働き方でも、手を抜いた仕事をしている人はいませんが、意図せず何かが原因でトラブルになってしまうこともあるかもしれません。

内容によっては、損害賠償が求められることがあります。
さらに、仕事に対しての信用が失われてしまいますので、今後の仕事にも大きな影響が出てしまいますよね。
そうなると、今後仕事をしていくことは容易ではありません。

このように、仕事上でのトラブルで生じるリスクというのは、フリーランスは重要視しなければならないでしょう。
なぜなら、何かが生じたら、その責任はすべて自分で取らなければいけないからです。
ここが、会社勤めとの大きな違いになるでしょう。

フリーランスは、孤独な働き方だとよく言われますが、リスクに対しても1人でどうにかしなければならない現実があります。
しかし、1人でできることには限界がありますよね。
特に賠償金のように、金銭面での対応を求められた場合、みなさんはすぐに対応できる資金力を持っているでしょうか?

このようなリスクの不安を解消するためには、是非保険への加入を勧めたいと思います。
不安がなくなると、仕事にしっかりと取り組めますよね。

まとめ

今回は、フリーランスの働き方で起こり得るリスクについて、ご紹介しました。
現在フリーランスで活躍している人は、生活面や仕事面でのリスクを抱えながら仕事をしています。
これらは、自分の力だけで解決することは難しいので、もしもの時のために保険を活用することをオススメします。
リスク面の不安が小さくなると、その分、より仕事に集中して成果を残すことができるのではないでしょうか。