新型コロナウィルスの治療薬は、まだ確立していません。
その影響から、私たちは現在、ウィルスと共生しながら生活することが求められています。
そうなると、今後の生活で私たちは、どういった点に注意すべきでしょうか?
今回は、ビジネス面における新しい生活様式についてお話ししたいと思います。
そもそも新しい生活様式とは何か?
現在、新型コロナウィルスによる事態の解決が見込める状況ではありません。
ですが、緊急事態宣言が解除されたことにより、日常生活に戻っている人も多いですよね。
特に、仕事に関しては、少しずつ以前と変わらないような状態に戻っているでしょう。
ですが、今前と同じでは感染リスクを高めてしまいます。
そのため、職場や働き方においても、感染リスクを低くするような「新しい働き方」が求められています。
実際に運用している職場も多いでしょう。
そもそも新しい生活様式には、感染に繋がる三密の回避や、個人レベルでの感染防止対策を徹底することが求められています。
例えば、個人レベルだと手洗いやソーシャルディスタンスの確保を求めたり、マスクの着用をしたりすることが挙げられるでしょう。
これらの内容は、感染拡大が叫ばれた中、積極的に呼びかけられた対策になります。
その他に、咳エチケットを徹底したり、買い物はできるだけ代表者の1人が行くように心がけたりということがありましたよね。
これらの感染予防の中に、「新しい働き方」があると思って下さい。
仕事の基本がオンラインに変わる!
「新しい生活様式」下の働き方には、2つの方法があります。
1つ目は、実際に導入された企業も多いオンラインによる働き方、つまりテレワークになります。
テレワークは、仕事に必要な設備や環境が整えば、自宅でも仕事ができる働き方になりますよね。
テレワーク自体の評価は、現在議論されているところですが、対面での感染リスクを低くするには一番効果的な方法になります。
関連して、会議自体もオンラインにしたり、名刺交換もデータ化して行ったりという方法があるでしょう。
2つ目の方法は、職場自体での感染リスクを低くする方法です。
職種によっては、テレワークでの対応が難しく、出社しなければ仕事ができないというものもありますよね。
そのような事情であっても、三密に繋がるような環境は、できるだけ回避しなければなりません。
例えば、職場の座席を一定の距離を開けたり、ローテーション勤務を導入し人を分散させたりするといった方法があります。
また、通勤形態による感染リスクを考慮して、時差出勤を行うといった形が挙げられるでしょう。
これらは、とにかく密集を避けるために行われている方法になりますよね。
もちろん、お客様や人と対面する時は、個人での生活同様、基本的にマスクを着用して対応することになります。
今までの働き方と比べると、全然違いますよね。
どのような対応がベストなのかは、職種や職場の環境によって違います。
ですが、何も対策を講じないとなると、再び感染拡大が懸念された際に大きな損失に繋がってしまう可能性があるでしょう。
現在、ようやく少しずつ経済活動を始めているという企業は少なくありません。
感染防止の対策を講じることは、経営面から見てもダメージを回避するために必須なのです。
様々な働き方を取り入れている企業は多いですが、今一度、自身の職場の対策を見直してみてはいかがでしょうか?
感染症との共生は、まだまだ続きそうです。
共生しながらもどう行動するのか、この視点が個人だけでなく、企業、経営者にも求められると考えて下さい。
参考URL厚生労働省
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html)
まとめ
今回は、ビジネス面における新しい生活様式についてお話ししました。
個人レベルでは、三密回避や感染リスクを低くするための取り組みがなされていますが、みなさんの職場も同様です。
通勤や勤務時間の全てにおいて、感染リスクを低くする対策を行うことが、多くの企業や職場に求められますよね。
大勢の人と密集をなるべく避ける、マスクや手洗い等の自己防衛を徹底することは、職場でも個人レベルでも大きなポイントになるということですね。