みなさんの職場環境は、現在どうでしょうか?
テレワークの導入により、今までと動きが変わったと感じる人もいるかもしれません。
その中に、「ワーケーション」という働き方があることをご存知でしょうか?
実は、すでにこの働き方を導入している企業もあるのです。
どんな働き方になるのか、早速見てみましょう。
プライベートと同時進行で働く「ワーケーション」
ワーケーションというのは、アメリカで生まれた造語です。
このキーワードは、ワークとバケーションが合体したものになりますので、仕事と娯楽が両立する在り方になりますよね。
この働き方は、自分の好きなリゾート地に行って、そこで観光をしつつも、仕事を行うといった形になります。
今までの働き方に慣れてしまっている私たちからすると、落ち着いて仕事できないのでないかと感じてしまうでしょう。
ですが、アメリカやヨーロッパ方面の人たちにとっては、当たり前の働き方ですよね。
近年、この働き方は日本企業でも導入されており、首都圏の受入れを見込んでいる地方の自治体も少なくないのです。
気分転換や楽しい時間を過ごしながら、集中して仕事をする。
かえってメリハリがついて、仕事への集中力が高まりそうですよね。
ワーケーションが注目されているのは、やはりテレワークの影響が大きいです。
現在、みなさんの日常生活は感染リスクを低くすることがメインになっていますよね。
その影響で、テレワークができる環境さえ整っていれば、オフィス以外の場所で作業をしている人が増えています。
例えば、キャンプ地でキャンプをしながら、仕事をしているという人がいますので、その自由度は計り知れないでしょう。
これからのオフィスの考え方が変わる
ワーケーションの働き方が広がると、働く環境、オフィスの捉え方が変化します。
突然ですが、現在の職場を思い浮かべてみて下さい。
1か所に多くの人が集まって、一定時間拘束されながら仕事をしていきますよね。
このような職場環境の在り方は、人を管理する上で効率の良い環境でした。
ですが、テレワークの導入によって、私たちの常識が変化しましたよね。
本当の意味での仕事の効率化、どのような場所だと仕事がしやすいのか、人それぞれかもしれませんが、仕事をするにふさわしい環境が見えてきたはずです。
その中には、集中して静かにできる環境が良いと考える人もいれば、家族との時間を大切にしながら仕事をしたいという人もいるでしょう。
どのような環境であれ、その人にとって働きやすい環境が整っていることは、1人当たりの生産性アップに繋げられますよね。
つまり、職場環境の効率さを重視するよりも、快適さに注目されるようになったのです。
例えば、今までの環境だとプライベートとの両立が困難だと思っていた場合でも、ワーケーションの導入によって実現できる可能性も考えられますよね。
ポストコロナ時代の働き方を考える上で、ワーケーションは欠かせない働き方になるでしょう。
また、完全なるワーケーションの導入がなされなくても、職場の福利厚生の発展という形で実現できることがあります。
例えば、職場内に映画館やスポーツジムが併設され、社員ならば誰でも自由に利用できるシステムを整えることが挙げられるでしょう。
娯楽施設を併設しているオフィスは、現在でもよく聞きますよね。
管理する側が管理しやすいシステムに頼るのでなく、社員一人一人に注目した働き方は、今後求められます。
1社員として働く立場から考えても、ストレスが溜まる環境にいるよりは、ストレスフリーな環境で仕事をしていた方が気持ちも楽にできますよね。
個人の能力を大いに発揮するためには、これから大切な働き方になるでしょう。
参考URL nippon.com
(https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00586/#top)
まとめ
今回は、ワーケーションという働き方についてご紹介しました。
リゾート地等で娯楽を楽しみながら仕事ができるというのは、日本人にとって珍しいワークスタイルですよね。
ですが、ストレスフリーな環境で息抜きをしながら働けますので、満足度や作業効率のアップが期待できます。
単にテレワークの普及を進めるだけでなく、どのような場所でどうやって働きたいのかという視点も今後は大事になるでしょう。